メンヘラOLの徒然ブログ

まいにちを精一杯生きてる。備忘録。

22歳無職で上京してみた

 

私が25年生きてきて

今までで一番迷って決断したと思うのは

無職で上京を決めたことだ。

 

その当時、私は22歳。

 

すでに1度目の転職をしていた。

新卒で入った会社は拘束時間16時間手当なしのブラック企業だった。

体がついていかず熱を頻繁に出すようになり1年で退職。

 

次に入社した会社は障害者の支援施設だったのだが、

半年で10人以上辞めるという離職率の高い職場だった。

全員で20人いなかったので約半数が半年以内に辞めたということになる。

 

私が入社した際も例外ではなく、

入社してから3か月目で私の部署は私以外の人がいなくなった。

 

3か月の試用期間内に私は部署で一人ぼっちになった。

 

とりあえず聞く人もいない中、なんとかせっかく入った会社だしと割り切って毎日をこなす日々。

入社3か月でよくわからないまま新入社員の教育もして

上層部へ話に行ったり同僚の話を聞いたり

精一杯やっていたつもりだったがある日を境に

涙が止まらなくなりどうにもこうにもいかなくなった。

限界を感じ精神的に追い詰められた私は7か月で退職を決意する。

 

2社目を退職した時点で私はかなり精神的にやられていて

毎日「死にたい」「どうやって死のう」「人生失敗した」

そんなことばっかり考えていた。

 

 

再就職しようと思うが、

短期で辞めた会社ばかりだとどこも取ってくれない。

 

面接官に

「君は根性がないんだね」

と言われる始末。

 

自分はダメなやつなんだと

毎日毎日自分を責める。

 

そんな中同時期に1年半付き合っていた彼氏とうまくいかなくなり

別れ。

 

当時実家に住んでいた両親ともうまくいかなくなる。

 

なんの因果か妹が発達障害があることが発覚し

もともと悪かった妹と両親の関係がさらに悪化。

親はヒステリーになり食事をひっくり返し

妹は包丁を振り回す日々。

家庭の中で悪口やネガティブな言葉が飛び交うようになる。

 

 

 

そんな日々の中で

ある日ネットサーフィンをしていてふと見つけたブログが目に留まる。

 

確か自己啓発系の記事だったような気がする。

 

その中に人生を変えるためには

・付き合う人を変える

・今いる環境を変える

 

とのことが書かれてあった。

 

それを見て何を思ったか

「どうせ人生失敗してるんだし、死ぬんだったら

最後に全部捨ててちょっと遠くへ行ってみるか」

という気になる。

 

そうして有言実行。

無職のまま…親が止める暇もなく

荷物だけ持って実家を飛び出した。

 

今思えば必死だったんだと思う。

毎日を生きることに疲れ切っていて

自分を責めることに飽き飽きしていて…

このままではいけないと心の中で思っていた。

 

 

そうして約4年が経つ。

今は実家から片道6時間の東京に住んでいる。

 

上京してから家賃を抑えるためにシェアハウスに住み、

職業訓練に通い

資格を取った。

彼氏ができ

今は正社員で就職先が決まり、もうすぐ3年が経とうとしている。

 

家賃を抑える為に住んだシェアハウスでも

色々な人との出会いがあり

職業訓練でも世代の違う人たちとの

出会いがあった。

 

 

今は少し落ち着いているがまだまだ

迷うことや挫折することもある。

 

けれど

あの時、

上京してよかったと思う。

 

あれがなければきっと今の私はないから。

 

もう経験したくないけれど笑

 

 

 

 

#「迷い」と「決断」

りっすん×はてなブログ特別お題キャンペーン〜りっすんブログコンテスト2019「迷い」と「決断」〜
Sponsored by イーアイデム