人と比べるな、なんてできません。
仕事、勉強、プライベート、
比べようと思わなくても
無意識に人と比べてしまっている、
それが人間だと思う。
仕事ができる人と比べて落ち込むし、
仕事ができない人と比べて安心する。
一流の企業に勤めて家族があって
何不自由のない生活ができているように見える
人をみて羨ましくなるし、
介護や借金やリストラ、
色々な問題を抱えている人を見て
自分じゃなくて良かった、と思う。
それはもう仕方のないこと。
どんなに自分に自信があって
自分を持っている人でも多少は誰かと比べて
しまうんじゃないかな。
けれど
それは、悪いことではない。
はたから見ると幸せそうな家族団らんの風景が
借金返済の家族会議かもしれないし、
なかむつまじい夫婦は
仮面夫婦かもしれない。
幸せかどうかなんて当事者にしか
分からないし、
そんなことはきっと誰しもわかっている。
それでも、人と比べないでいいんだよ、
と言ってくる人が多いのは
そのほうが楽だからだ。
誰かと比べることによって
一喜一憂してしまうのは
とても心が重くなることだから。
人と比べることによって
自分のやる気がでる等
ポジティブな力に変換できればいいけれど
そういかないことも多い。
それに、人と比べたって
その人になれるわけじゃないから
無意味だ。
…とか、
そんなことはわかっているし、
なるべく自分に自信を持てるようになれば
いいんだけれど、
そう簡単にはいかないのが、
人間、ですよね。
なんて落ちのない
ふと思ったことをつらつらと書いてみました。
今日もお疲れ様です。